■2024年1月26日(金) 18:30 「僕の太陽」公演
■出演者:浅井七海(なーみん)・岩立沙穂(さっほー)・佐藤美波(さとみな)・
鈴木くるみ(くるるん)・長友彩海(あやみん)・福岡聖菜(せいちゃん)・
正鋳真優(まゆうちゃん)・八木愛月(あづ)
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ついに当選してAKB48劇場に初めて行くことになった。
同行する友人に当選を連絡したところ、友人も喜んでくれた。
劇場に行く日と観る公演が決まると、わくわくと緊張が高まった。
AKB48の劇場公演では、公演種別毎に歌われる曲が決まっており。
これをセットリスト(セトリ)と言う。
AKB48劇場で上演中の公演のセットリストはHPに公開されており、
早速「僕の太陽」公演のセットリストを見てみると、
僕の知っている曲名は1つもなかった。
せっかく観に行くのだから、公演で歌われる曲を全く知らないで行くのは
寂しい、と思い、予習することにした。
YouTubeで「僕の太陽」公演を検索してみると、どこかの誰かがアップした
”Minogashita Kimitachi e 2 ~ AKB48 Group Zenkouen ~ HW1st (僕の太陽) by Team 4"
という動画が見つかったので、見てみることにした。(動画は多分非合法・・・)
動画は2019年に当時のチーム4がそれなりに大きな会場で「僕の太陽」を
公演したものだった。
登場メンバーについては、島崎遥香(ぱるる)くらいしか知らず、
思っていたとおり1曲も聞いたことがある曲は無かったが、
動画を視聴している中で、1曲、僕の印象に強く残った曲があった。
"向日葵"である。
とりあえず、劇場では"向日葵"を生で聞けるのを楽しみにすることにした。
1月26日(金)、当日がやってきた。
時間休をとって仕事を早退して秋葉原に向かう。
昨年、AKB48劇場に行くことについて背中を押してくれた人は
手ぶらで行って手拍子でも全然大丈夫、と言ってくれたが、
アイドルのコンサートといえばペンライトであり、
ペンライトを1度使ってみたかったので、
購入すべくヨドバシカメラに行く。
ペンライト売り場に行くと、思っていた以上に色々な種類があったが、
しばらく悩んだ末にキンブレ(KING BLADE)のスモークタイプを購入した。
その後、店を出ると、人気のないところに行き、点灯/消灯の仕方や
色の変え方を予習した。
時刻は17時15分頃。いよいよ劇場のあるドン・キホーテに行き、
エスカレーターで8Fに向かう。エスカレーターの脇には過去のAKB48の
シングル曲の画像が掲示されており、AKB48劇場に近づいているという実感が湧く。
8Fに上がったところでは、劇場の人が居てチケット売り場を
案内していたが、トイレに続く通路で友人が到着するのを待つ。
17時半頃、友人と合流するとチケット売り場の列に並んでチケットを購入する。
チケット購入後、劇場をうろうろして見学して時間を潰す。
18時近くなると、ロビーの所定の位置に友人と並ぶ。
ロビーは大勢の人々で埋まっており、コロナ禍だったら考えられない密な状態。
18時10分過ぎ、入場順を決めるためのビンゴ抽選が始まった。
初めてなのにすぐに呼ばれて舞台にすごく近い席に座れたらどうしよう、
というドキドキ感と、全然呼ばれなくて立ち見になったらどうしよう、
という逆のドキドキ感を感じる。
公演中ずっと立っているのは体力的に辛いし、僕はそれほど
背が高くないので、立ち見の後ろの方になったら舞台がよく見えない
のではないかと思われた。
劇場の人がビンゴ抽選の結果を次々とアナウンスしていく。
5巡、6巡、7巡・・と進むが呼ばれない。もしかして立ち見か・・という
気持ちが膨らみかけてきたときに、入場の順番が回ってきた。
正確な巡は数えていなかったが多分10~12巡目くらいだったと思う。
劇場に入ると空いている席を探す。まだ空いている席はあり、
立ち見は免れそうだったが、かなりの席が埋まっているように感じた。
奥へと進み、僕が上手の席を目指しかけたとき、友人がセンブロ(センターブロック)に
まだ空いている席があることに気づき、方向転換してセンブロに着席する。
センブロの前から6列目(女性用席と立ち見最前の間)の中央あたりに
座ることができた。初めてのAKB48劇場公演で結構良い席に座れたことを
友人と二人で喜んだ。
18時半になり、劇場内が暗くなり、いよいよ公演の始まりだ。
Overtureの後、曲が始まり、メンバーが舞台の上で歌い始める。
舞台が照明に照らされる。
おおっ!近い。前から6列目の席と言っても舞台まで5~6mくらいの
距離であり、出演者の表情まで見ることができる。
出演者は皆キレカワで、衣装もダンスもすごくかっこいい。
頭上では立ち見最前列のファン達が大きな声援を送っており、
劇場内の熱気がどんどんあがっていくのを感じる。
8人の出演者全員で4曲を歌ったあと、小休止して自己紹介が行われた。
事前に出演者が誰かは見ていたが、AKB48初心者の僕には
1人ずつ自己紹介をしてくれるのはとてもありがたい。
自己紹介について、ただ自分の名前を言うだけではなく、
メンバー毎にキャッチフレーズや観客との掛け合いがあることを
初めて知った。
自己紹介を含むMCが終わると、また曲が始まるのだが、
しばらくは出演者全員ではなく数名ずつの組み合わせで
曲が披露される。このパートはユニット曲というそうだ。
ユニット曲が先に進むにつれ、僕のわくわく度合は徐々に上がっていった。
何故ならユニット曲の最後が"向日葵"だからだ。
ついに"向日葵"のイントロが流れ、4人のメンバーがマイクスタンドと共に
舞台に登場する。事前の予習で一番印象に残った曲を生で聞けることに大興奮である。
劇場内も、この曲の時に公演開始からは一番の盛り上がりだった気がする。
その後、公演は、MCや全出演者での曲を経て終演に向かう。
本当にあっという間だった・・・
いや、まだアンコールがあった。
一旦の終演後、劇場内の照明が消えシーンとしている時間が結構あったので、
この後どうなるのだろう、と思っていたら、観客席からアンコールの掛け声があり、
アンコール(1名~数名)、アンコール(その他の観客)という大合唱となった。
後で調べた限りでは、最初のアンコールの掛け声は、一旦の終演から2~3分経ったら、
ファンの誰かが口火を切るらしい。
アンコールでは3曲が披露され、特に最後の2曲(BINGO!、僕の太陽)は盛り上がる系の
曲でとっても良かった。
そして公演終了後は、舞台の上のメンバーにお見送りをしてもらっての退場となる。
緊張しつつ、出演者に手を振りつつ、みんな可愛いなーと思いつつ退場した。
こうして初めてのAKB48劇場での観覧は終わった。
出演メンバーはみんな可愛かったが、特によいなーと思ったのは
岩立沙穂(さっほー)だった。可愛さと綺麗さを兼ね備えており、
またダンスも優雅でキレがあるように感じた。
あとは、正鋳真優(まゆうちゃん)が、すごく元気がある子だなーと感じ、
印象に残った。
劇場を出た後、友人と一緒に夕食を食べたのだが、僕も友人も
本当に楽しかったねー、ということで意見が一致した。
そして、また来よう!と約束してそれぞれの帰路についたのだった。
後で知ったのだが、この日は横浜パシフィコで本田仁美(ひぃちゃん)の
卒業コンサートを実施しており、多くのメンバーがそちらに出演していた。
そのため、普段よりもAKB48劇場の観覧応募数が少なくて当選しやすかった
のかもしれない。
とにかく、この日、AKB48劇場で公演があったから僕はAKB劇場デビューし、
人生に新たな楽しみを加えることができた。この日の公演に出演してくれた
メンバー達に感謝である。